MJ Dorcus

オオクワガタ、久留米・能勢YGの大型作出を目指す初心者ブログ。 大型だけでなくいかに飼育を楽しむかを目標に日々楽しいことを企画中。

静岡出身・京都在住のサラリーマンです。
初心者ながら地元の静岡県産オオクワガタをきっかけに久留米・能勢YGの飼育も始めました。
このブログを通じて多くの方と出会いアドバイス頂けたら幸いです。

2016年10月

タイトルの話しの前に…

ワイルド君、ペアリング無しでもう一回
産卵セットに入れることを考えてます。
これでダメなら来年まで諦め。
生きてたらチャレンジします。

で、産卵木に味の素を入れようと思います。

ネットだと加水時に水の量に対し3%くらいと
書いてますが、我が家のバケツは10リットル。
1リットル=1000g
つまり、10リットル=10000g
そして3%となると300g…

え?計算合ってる?
味の素300gはそもそももったいないし、
1%だとしても100g…
入れてる方いらっしゃれば教えてください?
(大さじ一杯とかのイメージでした。笑)


さて、本題の菌糸瓶についての質問です。

元々、個体購入時に輸送費も考えて同時に
発注した菌糸瓶。それが9月1日。

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そこからブリード予定数から追加した菌糸瓶
が9月24日に着。

5f55aa19.jpg


そこから、ワイルド個体が孵化しなかったり…
他の2産地も産卵スイッチ入るのが遅れたり…

結局まだ使用できてないです。

今週末は三連休なので、もし孵化していれば
菌糸瓶に詰めようと思っていますが、これって
そもそもまだ使えるんですかね?
使える・使えないの見極めってありますか?

菌糸瓶を買うにせよ、詰めるにせよ、
上記のようにタイミングがいつも合うとも
限らないし、予定数の個体が取れるかも
神のみぞ知るです。

こうした場合、どうやってコントロールする
んでしょうか?

冷蔵庫もなぁ…嫁は絶対OKとは言わんです。笑

昨日記載した菌糸のコスト、ここが1番高く
つきますし上手いやり方を考えるのが
節約のスタートだと考えています。









まだまだ先の話ですが来期のブリードに
向け個体数の管理について自分の考えを
しておきます。

ヤフオクで売れれば…
誰かにあげることが出来れば…

脳裏をよぎりますが、そんなのアテに
出来ないし、せっかく好きで始めたのに
飼育がめんどくさくなってやめちゃうって
ことにならないようにしたいです。

自分の場合は

①確保できる飼育スペースに入りきる数量
②年間使える予算(お小遣い)

この2点の情報から逆算して個体数を算出
していきたいと思います。

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我が家の場合はクリアスライダーで考えると
この棚にMAX 40ケースくらい入ります。
ペアで考えるとMAX80匹ですね。
大型のオスは1ケース丸ごと使うので
合計70匹で考えます。

次にオオクワガタの寿命ですが3〜4年。
毎年20匹産んだ場合、3年後の成虫の数は
60匹、仮に全て4年生きても80匹なので、
何とかスペースには入ります。

歩留まり(羽化率)も考慮すると年間で
25匹、最大30匹くらいまでが我が家の
ブリード可能数とまず仮置きします。
上手くいけば、60匹〜70匹の成虫と
25匹くらいの幼虫が常にいるという
サイクルでずっと回せそうです。
(幼虫は暗室で別保管前提)

ではこれらの個体数を管理する費用は年間で
いくらか?というと確実に菌糸ビンの費用が
1番高くつきます。
我が家の場合は安い菌糸を使いません。
有名どころの菌糸を使う予定です。
ブロックではなくボトルの物を買った場合、
800ccと1400cc、そして輸送費を含めた費用は平均約700円/本くらいでしょうか?

幼虫15匹が♂、10匹が♀と仮定した場合、
15匹 x 3本/年 x 700円 =31,500円
10匹 x 2本/年 x 700円 =14,000円
合計で年間45000円程度。月だと4000円弱。

そして成虫。こちらは冬眠シーズンや季節毎の
餌の消費量も違うので何とも言えませんが、
マット・餌で月々2000円強くらいですかね。

最後にエアコンなど電気代。こちらも年中
使用するわけではないですが、冬場の
パネルヒーター3ヶ月くらいと夏場のエアコン
4ヶ月で大体年間2万円 。
月平均にすると2000円弱ですね。

全て合計すると年間で90,000円、
月で7500円。
まぁ節約手法は色々あるとしても最大で
これくらいの金額は覚悟する必要があります。

25匹の幼虫飼育でも結構しますねぇ。
でもクワカブ飼育する場合、みんな最低でも
これくらいは行ってしまいそうですよね…。

しかし、我が家の場合は酒代抑えれば何とか
なりそうです。笑


こうしてブリード計画を考えると毎年産地を
絞って繁殖させること、そして少ない数量から
確実に大型化・美形化を図るスキルが求められ
ます。

まぁ限られた条件下で考えるのも楽しいですし
まずはこのベースでやるべきことを検討して
いきたいと思います。

これ以上増やさないことを祈るばかりです。笑










菌糸瓶にそのまま突っ込んだ岐阜県ワイルド♀。
全く潜って行く気配もないので取り出したの
ですが、せっかくの1400ccをそのまま
捨てるのも勿体無いので山梨♀を再投入。

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こちらはどんどん掘ってくれていますし、
もしかしたら上手く行くかもしれません。

そして岐阜のワイルドはどうしたかと言うと

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再度オスとペアリングからスタートしようと
しましたが、中々上手く行きません。
入れた瞬間から顎で挟んで殺しかけたので
割り箸でつついて何とか回避。
落ち着いてから再トライするものの凄い勢いで
攻撃するのでもう止めました。

いやーどうするかなぁ、本当。。
来年で3年目なので今の卵が孵化しないともう
ダメかもしれないですね。

さて、9月のレビューです。
問題起きたこと、アドバイス頂いた事、今後の
やりたいことをまとめておきます。

早期蛹化→自分の家の温度
エアコン温度は27度で付けっ放しでしたが、
100%早期羽化でした。
でも温度計も最高で室内30度いくかどうか
だったんですけどね。
温度計安いの良くないかもしれません。

②マット汚し
コレは餌皿置くと劇的に解決しますね。
ただミズゴケでの飼育も良さげなので今の
マットが無くなったら試してみたいです。

③ 室内インテリア
温室のグリーン発泡スチロールがイケてない
ので加工必要。
あとは赤色ライトの作成ですね。

ラベル作り
飾るのにカッコイイラベル作成急ぎます。

④掘り出しのタイミング
羽化確認後2〜4週は待つべし。自分で上がって
来るのを待つのが望ましい。
まぁ、無理ですよね。笑

⑤産卵セットタイミング 
皆さん4月からが多い気がしますが来年は
8月〜9月スタートで試してみたいです。
というのも室内暑すぎて早期羽化されても
困るので…ものは試しですね。

⑥来期ブリード
能勢YGと川西をメインで考えていましたが
管理温度帯が異なるみたいですね…
だったらどっちかに絞ろうかと悩み中。
(能勢かなぁ〜)

⑦ハンドペアリング
元々、三体テストしたんです。
岐阜ワイルド・多治見・山梨。
で、上手くいっていそうなのは山梨ですね。
多治見は嚙りもしなかったので同居させて
再度投入。
ワイルドに関しては卵が孵化しない。
結論から言うと1週間同居が安パイかも
しれませんね。
(メス殺しのリスクは高まりそうですが)

これらを元にまた改善を図って飼育して
いきたいと思います。








9月のレビューを書こうかと思いましたが
その前に疑問が出たのでアップします。

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これ、岐阜県ワイルドの卵です。

…まったく孵化しません。

9月3日に産卵セットに投入。そこから24日に
割出しを行い卵を採っています。
尚、卵は27度〜28度くらいの温度で管理中。

大体2週間〜3週間で孵化と聞きますが、
そろそろ一ヶ月ちかくになる卵もあるはずで
心配です…

そもそも有精卵・無精卵の見極め方って
あるのでしょうか?

また、結局、菌糸瓶にそのまま入れたメスは
全く齧る気配がないのでもう一回産卵木を
準備してやるか検討中です。
(もしかしたらオスと同居からやり直し?)

いやぁ心配です。











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