MJ Dorcus

オオクワガタ、久留米・能勢YGの大型作出を目指す初心者ブログ。 大型だけでなくいかに飼育を楽しむかを目標に日々楽しいことを企画中。

静岡出身・京都在住のサラリーマンです。
初心者ながら地元の静岡県産オオクワガタをきっかけに久留米・能勢YGの飼育も始めました。
このブログを通じて多くの方と出会いアドバイス頂けたら幸いです。

2017年09月

計算漏れをしていました。


















いつものように余談からですが、今日は
エサ皿です。


















上から以外の食べる姿も目撃できました。
結局、ゼリーの底の方まで食べきって
いたのでスペース自体はコレで行けそうです。



















ほぼ完璧なマット状況。
写真でもわかる通り、マットに余計な水分
がなく、サラサラしています。

2週間以上経過してると思いますが、それで
このマットの状態だとまだまだ掃除は必要
ないですね。
1週ごとの交換から少なくとも2-3週交換
まで伸ばせることで工数削減です。
(綺麗な状態で、ってのがミソです。)


あとは細かな部分の作り込みと、効率良く作る方法を今後考えます。
(最低でも冬場に10個は作りたい…)



さて、本題です。

今期は先発隊として能勢YG・浜松産がおり、
後発組(2ヶ月後)に久留米がいるのですが、
ここから先の温度管理をどう進めていくか
検討中です。
来年以降のこともあるので久留米組を中心
とした管理になりそうです。

そのための温度スケジュールをざっくり
作っていたのですが、ついでにこんな感じ
の表を作ってみました。
初心者の方は色々覚悟した方が良いかも?











コレは上から
・2017の幼虫 温度スケジュール
・2018の種親 温度スケジュール
・2018の幼虫 温度スケジュール
・2019の種親 温度スケジュール
・2019の幼虫 温度スケジュール


で、問題は↓の青と黄色の枠です。













青枠 
ここは2月頃に発生します。
冬の幼虫管理と春からブリードさせる種親
の温度管理にギャップが発生します。

何とかスケジュールをうまくずらすことも
できるのかもしれませんが、我が家の場合
3月からのお試し産卵を開始するために2月
には目覚めさせたい。

解決方法として、発泡スチロールの温室で
成虫を起こして管理しようとしています。

そうなると外国産成虫が…
部屋温度18度前後でも何とかなるのか。

本気でやるなら温室をもう1個作るかと
なりますが、スペース上無理。


・オレンジ枠

こっちの方がやっかいです。コレは初夏に
起こります。
羽化前の幼虫と、新しい幼虫…
このグループが綺麗にスイッチせず、一旦
かぶります。

コレの何がヤバイかというと…
ボトルのスペースです。

70頭/年で計画している僕の場合は、幼虫が
入っているボトルだけで140本を置ける
スペースを確保しなければなりません。

さらに、新幼虫のための2本目以降の
空ボトルのスペースも必要。



























空ボトルを用品棚に置いて計算しましたが、
まず全部置くのはしんどい。
用品棚の断捨離が今後急務ですね。



















うーん、幼虫ボトル140本と空ボトル70本
どこに置こうか。。



いずれにせよ、その年だけでなく翌年以降
も視野にいれて考えることで飼育環境の
課題が今見えたことは良かったです。

スペースが限られている場合は注意ですね。




よく「産卵セットあばいてみた」という
サムネを目にしますが、今回は無駄に
新品ボトルを暴いてみました。




















その前に余談です。
(いつも余談ある気がしてきました。w)

















前回もシール作りをしましたが、
今回は車の外側にも貼れるらしい
強粘着&耐水&光沢のシールで無駄に作成
してみました。
(1番右は貼る高さが…気にしすぎ?)

使うボトルに全部貼り付けることが最終
目標ですが、コスト・耐久性・酸素透過
への影響も考えてまずは数本だけテスト
してみます。

全部に貼って棚に置いたら、めちゃ気持ち
良さそうです。

前掛けといい、最高の無駄ですね。



さて、本題です。
菌糸、詰め方、色々と皆さんにアドバイス
頂くと、見るポイントも増えてきます。


























神長さんの既成ボトルですが、本当に
凄いと思います。

居食い?というのでしょうか。
↑の写真のように多くの幼虫がポケットを
作って動いていない気がします。

2本目ボトルも神長さんの菌糸ボトルは
ボトルからコンニチワしている個体ゼロ
ですし。
むしろ食痕出てないボトルもあって、逆に
心配ですが…



菌糸の中身に秘密があるのか、それとも
詰め方に秘密があるのか。

個人で考えれるのは後者だけなので、
詰め方を自詰めでも再現できないか
考えていきたいと思います。

(我が家は手詰です…涙)


※あくまで僕の勝手(主観的&定性的)な
妄想です。




























まずは表面。
コレは新品の800ボトル(S5)です。

僕だけですかね?

どうも表面がふっくら盛り上がってる
気がするんですよ。パンケーキのような。

ハンドプレスでただ押すだけだとこんな
風にモッコリはしないですよね。



























次は中身です。酸欠で使えなくなった未使用S3をホジホジしてみました。
これもある意味有効活用です。


目をつぶりながら、掘り進めていきます。
何となくですが、中央部の方が掘り易く
サイド、そして底になるほど硬い感覚が
あります。

もちろん、これはあくまで感覚論です。
プレス機で詰められてる?と思うので、
そんな調整はできないと思いますし、
菌糸で白くなっている部分にいけばいく
ほど硬くなるのだとは思います。


後は詰め具合です。↓


















































案外フタが重くて驚きました。
800ボトル、フタなしで620gくらい。


ちなみに1400ボトル↓















































フタなしで925gくらいです。

どちらもハンドプレスでも可能な詰め具合。


念のため、神長さんにも相談しました。
手詰めであれば蓋なしで、

800ボトル  ・600g- 620g
1400ボトル・900g- 930g

ちなみにプレス機では

800ボトル  ・650g
1400ボトル・960g

くらいまでマックス詰めれると。


何か、神長さんも手詰めでギリギリまで
詰めてるんじゃないか?と思うラインの
重さですね。


やわ詰の方が幼虫の重さが乗るという情報
もあり、最終的にどれくらいの重さで詰め
ていくかは検討が必要です。

しかし、詰め方のイメージでは試したい
ことができてきました。


まずは底面はガチガチ。

次にある一定の力でハンドプレスで押し
つつも、ボトル側面だけ指でガチガチ。

こうすれば、最後ボトルの上部表面も
もっこり感がでてくるのでは。

まぁあくまで1つの楽しみ方です。


でもここから突き詰めていくとなると、
本当に水分計・酸素計など、定量評価を
するための機材がほしくなってきて
しまいました。

誰か持っていたり、データを取っている方
いましたら教えてください。



こちらも進めています。





















その前に課題と疑問です。



























ボトル交換時、僕は幼虫が潜り切るまで
待って、姿が完全に見えなくなったら
↑の写真のように余った菌糸を捨ててボトル
表面が平らになるようにしています。
理由は特にありませんが見栄えが悪いので
そうしています。笑

しかし、数日後に見てみると…↓

















せっかく平らにしていたのに、
また盛り上がってしまいます。。



























タイベスト紙にも張り付くレベルの物も
あり、こうなると通気がうまくできなく
なるのでは?と心配です。

数日待ってからもう一回平らにしようと
しても、もう菌糸も再生し始めてきて
しまっているしおそらく交換時にこの
盛り上り分も考慮して幼虫スペースを
作ってあげないといけないのでは。。

皆さんどれくらい掘っておられるので
しょうか?


次の交換時はもう少し奥まで掘ってみます。



さて、自作シリーズです。
以前からお伝えしていた前掛けシリーズ。















どうでしょうか?
一緒にフレーズを考えて下さった皆様、
ありがとうございました。
今回はコレで行きたいと思います。

右側は「鍬道」とシンプルにしました。
この方が幅広く使えますからね!

個人的にはここから
久留米 道」バージョンも、もう一着
作ろうかと思ってますw







































腰紐の部分、そして生地の作りですが、
最高です。
コレはちゃっちくない、しっかりした厚み
強度もありそうです。ずっと使えそう。

























右手にポケット付き。
深めの設定で、ノギスを入れても落ちる
ことはなさそうです。


























普段は↑のように椅子に掛けて。

















マットや餌交換時は前掛け着用し、
その上で交換。
















普段なら溢れたマットなどが床に落ちて
その掃除も大変ですが、これなら↑みたいに
ゴミ箱に直行させることができる?

















後はこの2箇所にオリジナルのMJスタンプ
を押せば完全ですが、型から作るので
もう少し時間がかかりそうです。


とりあえず、中々よさそうな前掛けが
出来上がりつつあります。








週末、久留米の後発組以外の全てのボトル
交換を終えたのでサラッとアップします。


















ツイッターにも記載しましたが、ボトル
掘り出すたびに♀が出てきて萎えました。

























でも少ない♂の中で30up出てくれたので
初心者としてはとても嬉しいです。

一応、幼虫表です。↓

・浜松産










以前、全て掘り出したので今回変更は無し。
66mmの親からどれだけ大きくなるか
見ものです。笑
特に一本目でまさかの30g弱まで来ていた
個体達がこのままうまく成長してくれる
ことを祈ります。


・久留米









S3に入れていた3本だけ交換しましたが
全て♀。今回はS3足りなくて結局S4に
入れました。
残り8本が10月末頃に交換があるので期待。


・YG









数少ない、まめたんさんラインから30gが
出たことは非常に嬉しいですね。
銚子さんのYGは親♂も30gなく80mmアップ
しているので、まだまだ期待しています。


今回の反省点は、菌糸メーカー毎、また幼虫の状況毎に交換できなかったことです。

レビンGに合わせてSシリーズも発注して
しまったので、あきらかにSシリーズの個体
は交換早かったなぁと思っています。

ここは次回から改善です。


次に新着情報です。
すでに血統については以前のブログで
記載していましたが、個体が届きました
のでアップします。







































チョネさんより51mmの♀です。

流石なのは、管理表がコバシャタイニーで
ホントにギリギリぴったりの大きさ。笑

こちらはクマモンさんの8番♂と来期に
ペアリングする予定です。
(虫蔵様16-15の血を濃くしてみます。)


しかし、開封した瞬間からデカい!という
印象を持ちました。
素人寸法でも、51は余裕で超えてます…


参考までに
左がチョネさん♀。
右が53mm。















確かに実測すると右の方が長さはあります。
なんというか、太い?
迫力的にはチョネさん♀の方がある感じが
しました。

高添加の耐性もあるということなので
来期のMJSP菌糸も食べてくれることを
期待しています。


さて、あともう少しで残りの補強個体も
到着する予定です。


来年は必ず?5ラインに絞り頑張ります。



餌皿の自作を少しずつ始めています。
※今回はブリードネタ一切ないです。汗



















以前もブログで書いたと思いますが、
キレイに管理する上で餌皿はキーポイント。
特に♀です。
マットの交換頻度、体感ですが♀の方が
2倍以上汚していると感じます。

餌を食べているのか…それとも撒き散ら
しているのか。
とにかくマットがびちゃびちゃ。

餌の食べ方さえ綺麗になればマットも
汚れず、結果マットの交換頻度が少なく
なりコストも下がるのでは?
と考えています。

♂と♀は通常、個別に飼育しておりますので
♀専用、そしてコバシャタイニーにも
フィットする餌皿作りを目指そうかと。


と言うわけで、プロトタイプの進捗と
課題についてメモしておきます。

















こんな感じで2つのボックスタイプで
試作してみました。

















撮影のために中のボックスを引き出して
いますが、使う際は中で重ねて使います。

























↑中のボックスは純粋に餌置きです。

で、外側ボックスは↓のような感じ。





















とにかく♀がゼリーの中にダイブして
外にかき出さない方法をイメージして
います。

赤色の部分、基本ここから餌を食べて
欲しい。中のボックスと外のボックス
の隙間は1.5cmくらい取っています。
ここから入ってもらってゼリーの中への
垂直ダイブを防ぎたい。


青色の部分は、もし上から入る場合の
スペース。
この場合は垂直にダイブする形となるので
かき出したゼリーが外に飛び散らない
ようにあえて隙間は小さくしています。
(弾力性のある素材使用)

ベースの素材は2種類です。
固い板だけでなく、生体と接触する部分
柔らかい素材を使いました。
(大事は子に傷はつけれませんので。)


















コバシャタイニーに投入。


今回は同じタイミングで2つのケースに
新しいマットを入れ、
1つはこのプロトタイプ。
もう1つは通常のゼリーのまま入れてます。

またゼリーの種類も、液の量が多いゼリー
で統一しました。

2日後の結果です。↓

















写真だとそこまで違いがわかるかな。。
なかなか、良い感じです。
プロトの方が餌が外に出てません。
また、マットもキレイなままです。

















方向性はあってるのでは?と思います。
課題としては、

ボックスの固定(磁石つけたい)
磁石をボックスの中に埋め込み飼育ケース
の外側からも磁石を貼って固定したら?
と考えています。

隙間の適切な大きさ。
やっぱり食べずらそう?なので沢山食べて
もらえる適正スペースを測りたいです。


接着剤の種類
今回一種類の接着剤だけで作りましたが
硬く固める部分と、柔らかく固めたい部分
それぞれの場所に合わせた作りが必要。

見栄え
まぁ、これはいつものことです。笑


冬前にある程度見えてきたのは大きいです。


ブリードには全く関係ありません。笑




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