遺伝について何となく考えを整理します。





















まずは羽化情報です。




























メタリフェリホソアカクワガタ
(by うしくん / ペレン産)


…うぅ、完璧だ。泣


うしくんからは特に外国産の楽しみを
ご教授頂いていますが、メタリって
カッコ良く、そして可愛いんですよね。

今回も綺麗な色、完品羽化で見とれて
しまいます。
エムジェイの撮影癖も止まりません。



後は後食を待って、ペアリングです。

 


で、本題の遺伝の話ですが…

もともとの発端は↓の写真の個体です。




















これも同じメタリ♂です。
同じ♂なのに全然違います。


800ボトルで育てた個体は全て顎が伸びて
いますが、唯一プリンカップで育てたこの
一頭だけはアゴが発達しなかったんです。
(マットは共通です)

顎の長さ・大きさは遺伝ではなく生活環境
に依存しているんですかね。


オオクワガタ♂は基本1400ボトルですが、
これより大きい2300とかで育てたらどう
なんでしょう?



そんなことからついつい遺伝について
色々と調べ始めてしまい、
たどり着いたのがメンデルの法則。


要は、劣勢遺伝は子供の代には出ず
孫の代で1/4の確率で出るということなん
ですが、この隔世遺伝は何でもかんでも
祖父代から遺伝するということではなく、
あくまで劣勢遺伝が、ということ
らしいです。


で、サイズなどはこうした優勢・劣勢遺伝
などに該当せずあくまで様々な遺伝的要素+
生活環境によって決められるので隔世遺伝
はなさそうです。

我が家の来季久留米は虫蔵さんの15-16の血
が入った個体が半数です。

隔世遺伝で、次の孫でサイズが!とか
思っていましたが、そういうことではない
んですね。泣


とはいえ、"様々な遺伝的要素"というのは
間違いなく大きい家系ほど大きい個体が
生まれる確率は高くなるので、種親選びで
サイズは重視した方が良い気がします。

(人間の話ですが、身長の80%は遺伝で
残り20%は生活環境+ホルモン。)


で、もう一つ謎なのがディンプル・羽パカ・
顎ズレなどはこう言った優勢・劣勢遺伝子
に該当するのかどうか。


もしそうであれば、個体を買う時に
ディンプルがある場合は孫まで待って
ディンプルが出ていない個体を買った方が、
まだディンプル確率は減りそうです。


まぁサイズについてはわかりませんが、
形状で好きな形状を作り上げる場合は
こういった情報が参考になるかも?