MJ Dorcus

オオクワガタ、久留米・能勢YGの大型作出を目指す初心者ブログ。 大型だけでなくいかに飼育を楽しむかを目標に日々楽しいことを企画中。

静岡出身・京都在住のサラリーマンです。
初心者ながら地元の静岡県産オオクワガタをきっかけに久留米・能勢YGの飼育も始めました。
このブログを通じて多くの方と出会いアドバイス頂けたら幸いです。

カテゴリ: 管理表

計算漏れをしていました。


















いつものように余談からですが、今日は
エサ皿です。


















上から以外の食べる姿も目撃できました。
結局、ゼリーの底の方まで食べきって
いたのでスペース自体はコレで行けそうです。



















ほぼ完璧なマット状況。
写真でもわかる通り、マットに余計な水分
がなく、サラサラしています。

2週間以上経過してると思いますが、それで
このマットの状態だとまだまだ掃除は必要
ないですね。
1週ごとの交換から少なくとも2-3週交換
まで伸ばせることで工数削減です。
(綺麗な状態で、ってのがミソです。)


あとは細かな部分の作り込みと、効率良く作る方法を今後考えます。
(最低でも冬場に10個は作りたい…)



さて、本題です。

今期は先発隊として能勢YG・浜松産がおり、
後発組(2ヶ月後)に久留米がいるのですが、
ここから先の温度管理をどう進めていくか
検討中です。
来年以降のこともあるので久留米組を中心
とした管理になりそうです。

そのための温度スケジュールをざっくり
作っていたのですが、ついでにこんな感じ
の表を作ってみました。
初心者の方は色々覚悟した方が良いかも?











コレは上から
・2017の幼虫 温度スケジュール
・2018の種親 温度スケジュール
・2018の幼虫 温度スケジュール
・2019の種親 温度スケジュール
・2019の幼虫 温度スケジュール


で、問題は↓の青と黄色の枠です。













青枠 
ここは2月頃に発生します。
冬の幼虫管理と春からブリードさせる種親
の温度管理にギャップが発生します。

何とかスケジュールをうまくずらすことも
できるのかもしれませんが、我が家の場合
3月からのお試し産卵を開始するために2月
には目覚めさせたい。

解決方法として、発泡スチロールの温室で
成虫を起こして管理しようとしています。

そうなると外国産成虫が…
部屋温度18度前後でも何とかなるのか。

本気でやるなら温室をもう1個作るかと
なりますが、スペース上無理。


・オレンジ枠

こっちの方がやっかいです。コレは初夏に
起こります。
羽化前の幼虫と、新しい幼虫…
このグループが綺麗にスイッチせず、一旦
かぶります。

コレの何がヤバイかというと…
ボトルのスペースです。

70頭/年で計画している僕の場合は、幼虫が
入っているボトルだけで140本を置ける
スペースを確保しなければなりません。

さらに、新幼虫のための2本目以降の
空ボトルのスペースも必要。



























空ボトルを用品棚に置いて計算しましたが、
まず全部置くのはしんどい。
用品棚の断捨離が今後急務ですね。



















うーん、幼虫ボトル140本と空ボトル70本
どこに置こうか。。



いずれにせよ、その年だけでなく翌年以降
も視野にいれて考えることで飼育環境の
課題が今見えたことは良かったです。

スペースが限られている場合は注意ですね。




週末、久留米の後発組以外の全てのボトル
交換を終えたのでサラッとアップします。


















ツイッターにも記載しましたが、ボトル
掘り出すたびに♀が出てきて萎えました。

























でも少ない♂の中で30up出てくれたので
初心者としてはとても嬉しいです。

一応、幼虫表です。↓

・浜松産










以前、全て掘り出したので今回変更は無し。
66mmの親からどれだけ大きくなるか
見ものです。笑
特に一本目でまさかの30g弱まで来ていた
個体達がこのままうまく成長してくれる
ことを祈ります。


・久留米









S3に入れていた3本だけ交換しましたが
全て♀。今回はS3足りなくて結局S4に
入れました。
残り8本が10月末頃に交換があるので期待。


・YG









数少ない、まめたんさんラインから30gが
出たことは非常に嬉しいですね。
銚子さんのYGは親♂も30gなく80mmアップ
しているので、まだまだ期待しています。


今回の反省点は、菌糸メーカー毎、また幼虫の状況毎に交換できなかったことです。

レビンGに合わせてSシリーズも発注して
しまったので、あきらかにSシリーズの個体
は交換早かったなぁと思っています。

ここは次回から改善です。


次に新着情報です。
すでに血統については以前のブログで
記載していましたが、個体が届きました
のでアップします。







































チョネさんより51mmの♀です。

流石なのは、管理表がコバシャタイニーで
ホントにギリギリぴったりの大きさ。笑

こちらはクマモンさんの8番♂と来期に
ペアリングする予定です。
(虫蔵様16-15の血を濃くしてみます。)


しかし、開封した瞬間からデカい!という
印象を持ちました。
素人寸法でも、51は余裕で超えてます…


参考までに
左がチョネさん♀。
右が53mm。















確かに実測すると右の方が長さはあります。
なんというか、太い?
迫力的にはチョネさん♀の方がある感じが
しました。

高添加の耐性もあるということなので
来期のMJSP菌糸も食べてくれることを
期待しています。


さて、あともう少しで残りの補強個体も
到着する予定です。


来年は必ず?5ラインに絞り頑張ります。



子供が昼寝。そしたら嫁も昼寝。
今しかないと一念発起した休日。

















まずは高槻市にある世界の昆虫ショップ
ディナステスさんから購入したWDノコ
(高槻産)の掘り出しです。
中々忙しくて最近伺えませんが、また
遊びに行きたいです。
















幼虫、いるにはいました。
が、しばらく前に見た数よりも明らかに
減っていました…何故?汗
マットが少し乾燥していた気もしますし
それも原因なのでしょうか。

























結局、5頭のみ。菌糸も余りました。。。
(卵だけでも10個以上あったのに!)
S4に4頭、GSPに1頭入れてます。
甥っ子たちへのプレゼントがこれじゃ
足りないので、どうしようか。。

※ちなみにこの菌糸は以前自詰したS4。
かなり経ちますが根食い系なので大丈夫?


マットをそのまま捨てるのももったいない
ので、再利用です。















Taku-KAWARAさんのムシモンです!
いつ見ても可愛い。ホントに。笑
ガンガン餌を食べてるし、もう行けると
思ってます。
























1400ボトルにマットをかた詰して、
表面だけフワッと。
材を入れていませんが大丈夫ですよね?

後は約2カ月後くらいに様子見ます。



さて、久留米ネタです。




































↑は、3464さんのご自宅に伺った際に
見せて頂いた個体です。
(ご本人に許可頂いてます。)

マツノインセクト 16-23 

サイズなどは3464さんのブログでも
非公開だったので、こちらでも控えます。
幼虫で購入し羽化させた個体のようです。

これ、写真じゃ伝わらないんですが、
顎が相当太いんですよ。
初心者の僕でもハッキリと違いがわかる
レベルです。
めちゃめちゃカッコいい。ホントに。


最近は3464さんにこの個体をどの♀と
ペアリングするのか、とか、まめたんさん
にマツノインセクト行ったら16-23の他の
個体はどんな形状か、など必死で聞き込み
しています。
(まだ23は出ていないようですが。汗)

この顎の太さを固定化させて…
できればそこから更に大きく…
そんな夢を18年を飛び越えて妄想して
います。笑


こーゆーのも久留米の楽しみ方の1つ?
だと個人的には思います。
いや、コレは久留米だけの話ではない
ですよね。きっとYGや川西にも同じ浪漫が
あるのだと思います。

大きくするという目標は必要です。
ブリード技術を上げるために。

でも、血統・形も意識したいです。


今年からスタートしましたが、補強する
たびに色々な方から
「その血統はマツノインセクトのx番で」、
「マツノのxx番が入ったのが誰々の今の
個体」
等のアドバイス頂けるんですよ。

おそらく皆さんもそういった背景に
相当こだわっておられるのでしょうし、
久留米の場合は血を辿るとマツノ
インセクトに集まるシンプルな血統構造?
なんだなって思います。

まだまだ勉強中ですが、マツノのライン
把握、そしてそれをどなたが補強したか、
などで大体の補強したい個体が見えてくる
のではないか?と思います。
思ってるだけです。
正しいかは知りません。笑


で、この前補強した ↓の♀















































マツノインセクト 16-56

公表してからですが、このラインは中々
素晴らしい血統だと教えて頂きました。

マツノさんに好きなの選びな、と見せて
頂いた中で直感でコレ!って即決めした
個体だったんですけどね。笑

逆にそんなこと言われると、ネタでの
ペアリングができなくなりそうです。w

こういうことを自分からだけでなく、
向こうからも教えに来て頂ける所も久留米
ブリードの良さかもしれません。



あー、、18年のブリード個体はもう確定
なので、来年の補強について今から情報を
集めていきたいです。






久留米幼虫の進捗です。

















まずは訂正からです。
前回幼虫の紹介をした際に記載ミスが
ありました。すみません。






緑色の血統(クマモンさん種付ライン)の
メスサイズは49mmです。
(赤字にて記載しました。)

ご指摘ありがとうございました!



ついでにそれぞれのボトル進捗を残して
おきます。
これらの個体は19年の種親候補です。
来年の18年の幼虫(♀)を早期羽化させて
これらの個体に掛け合わせるなんて夢も
あり、楽しみが膨らみます。

まだ18年のラインも決まってないのにと
言われそうですが。笑


※以下の久留米は全てまめたんさんより。


・マツノインセクト x 3頭
(15-24 x 15-19)






















これは6/10にS3に入れた個体です。
次に出てくるS4と比較すると食が弱い
気もしますね。
(実は♀だったりして…w)


・マツノインセクト x2頭
(15-24 x 15-19)























こちらは上のマツノと同じ血統です。
元々、S3・S5に6/10に入れていました。

しかし神長さんと相談していてそれは
アカンということでこの2本だけS4に7/24に
急遽移し替えています。
こちらはボトルの底も全部食われています。

どうでしょう?
やっぱり違うかなぁという感じはします。
(上は6/10ですからね。こっちは7/24)


ただ、詳細は割愛しますが個人的に楽しみ
なのは逆にS3かもしれません。
もしS4・S3で同じサイズの完品が出たら
僕はS3育ちの個体を種親に選ぶでしょう。

神長さんには自分の個体の血統まで
見てもらって色々アドバイスもらいました。
15年の直マツノ…どうやらここらへんが
ターニングポイント?

来年のMJドリームライン、または3464様の
幼虫で早期♀(MJSP菌糸)ができたら
19年はこのラインと掛けてみたいです。


・SHIMA様 x 虫蔵様 ライン x 3頭
(H27-6-5 x 15-10-20)






















こちらは初令で神長さんの既製プリカ菌糸
からS4へ。(7/23投入)

結構、想定外かも。
まめたんさんとは3種類の久留米で
1番食いが良いのはこの血統かも?と
元々会話していたんですよ。
プリカ菌糸の時は間違いなく1番食べてた
気もするのですが…

また、そもそもですがshima様の血統背景
も確認必要です。
メルリン入っているんですかね?

こちらも全部♀だったら笑います。


・クマモン様 ライン x 3頭
(虫蔵様15-16-04 x 虫蔵様 16-11-03
 





















こちらも神長プリカ菌糸から7/23にS4へ。
もともと1番食痕出なかったのですが
上記のラインより食痕出てますね。

ここでまたまた疑問が。
これって虫蔵様の15-16ラインですよね。
(♂親の方が。)

例えば…ですよ、
来年は虫蔵さん15-16の♀から生まれた♂
(クマモンさん8番)と、
15-16の♀から生まれた♀(もうすぐ到着)
でペアリングする予定です。

その子供(♀)を早期羽化させ
この今の幼虫(♂と仮定する)と19年に
掛け合わせたらどうなるんですかね?
インブリードにかなり近くなる?

うーん、更にこうやってみてみると
まさかのマツノインセクト(S3→S4)の
幼虫が1番食べてますね。笑
それはそれで、この子達も気になって
きました。


多分ですが、頂く時に親のサイズだけで
なくてこういった血統や、特徴、なども
教えてもらいながら、
「やっぱり!」とか「あれ?」とか思う
ことも楽しみの1つのですよね。







いやー色々と会話させて頂きました。
クワガタブリードって聞けば聞くほど
深みにハマりますね。汗



















ホルモンと温度、タンパク質の種類、
マツノ血統の特徴・変化、不全率のこと、
菌株、水分、フィルター等々。。

ここまで頂いた情報をベースに菌糸の
プランを考えます。

前提は70頭にしました。
8♀の中から5♀まで絞りこみたいと思って
います。(1ライン 14〜15頭)
もちろん、生き物なので予定通り行かない
とは思いますが、そこらへんも含めて
ラインをまた確定していきます。


まず、来年使う菌糸は全部で3種類です。

・マツノインセクト(オアシス)
18頭分だけ、マツノ血統に使います。
どれだけ他と違うのかも見るためには
やっぱり必要だと考えます。

特徴の1つとしては一次発菌。
Exceed craft さんにも一次発菌あります。
なので、Exceed Craftさんに一次発菌の
LGはどんな感じか聞いたら、二次発菌より
中身は入っていないとのこと。
二次発菌ボトルでも結構ゆるい詰め方な
気がするので、さすがに一次はないなぁ
と今回はやめときます。


・Exceed craft (LGSP/ LG)
二次発菌を使用します。
全部で20頭分をイメージ。
2つの視点で観察できると思います。

1つはリレー。最初にLGSP、2本目から
LGにするか、それともLGSP継続か。

2つ目は詰め方。次回も自詰めしますが、
今回詰めた時、頑張って600g(800ボトル)
だったんですよ。なので、550gくらいが
標準かもしれません。また、ゆる詰も
試してみたいと思っています。
ゆる詰の場合はどれくらいで交換が必要
なのか、はまだ不明。
(多分90日もたない?)

MJSP(テスト)
自分の久留米個体に面白さを出したいと
思っています。

「どうなるかわからんよ。」と言われ、
悩みましたがテストしてみます。

3年くらいのスパンで考え、自分の久留米だ
と言えるような個体作出をしたいです。
なので、この菌糸はN数を多めにする
予定。

タンパク質・成熟期間…
この辺りを菌糸+温度管理で調整して
いきます。

また血統もメルリン・マツノ
(マツノにおいてはいつのマツノの血か)
に関して、自分の個体の背景を理解し
ラインの組み合わせを考えます。


これらをまとめると↓のようなコスト。
MJSPは仮です。どれだけ詰めれるとか
よくわからないので。まぁ遠くはない
数字でしょう。

尚、今回は菌糸の送料も追加してます。







トータルで約11万円。
これに産卵木に1万円、マットに2万円、
成虫ゼリーで1-2万円で予定通り合計15万
くらいですね。
月々のお小遣いから1万円、そしてボーナス
のお小遣いで差額分と多少の個体補強。

うむ!何とか行けそう!


最後にざっくりスケジュールです。
3月には叩き起こして活動させないと
ダメですね!汗
温度管理は、9月からもう少し低めにしたら
どうなるんだろうという興味があります。







今回はこんな感じです。
このプランに対するライン表をまた時間
見てアップします。






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