MJ Dorcus

オオクワガタ、久留米・能勢YGの大型作出を目指す初心者ブログ。 大型だけでなくいかに飼育を楽しむかを目標に日々楽しいことを企画中。

静岡出身・京都在住のサラリーマンです。
初心者ながら地元の静岡県産オオクワガタをきっかけに久留米・能勢YGの飼育も始めました。
このブログを通じて多くの方と出会いアドバイス頂けたら幸いです。

カテゴリ: 菌糸関連

神長さんの菌糸、行けそうです。



















ソフトバンクが優勝しましたね…
そりゃそうだと思いますが、夢を見せて
くれた横浜にも感謝。


さて、まずは10月の室内レビューです。























10月は暖房付けっぱなしで、途中からは
エアコン24℃設定に。

それで室内25℃前後で推移してくれて
中々良い結果だったのではないでしょうか?

途中から来た久留米優先なので、この温度
で1月くらいまでは行きたい所です。


しかしまぁ…湿度が高い。

11月で90%とかあります。

もう冬なのにブリードルームに行くと
汗がしたたるのは湿気のせいか、それとも
太ってきたエムジェイの代謝のせいか…




次は菌糸の話。

先週はカレントワ様に助けて頂き
何とか菌糸詰めすることができたわけです
が、その進捗です。


神長さんのS4 x 1ブロック

800のPPボトルに約600gで3本。

余った菌糸で800のクリアボトルにも。
(500g弱)

トータルで、1ブロック 3.7-8本 といった
所でしょうか。


↓これは詰めた時の写真。





















↓こちらは4日後です。
(左)PP    (右)クリア

















横からみるとどちらも回ってきてます。



ただ、上から見るとこんな感じです。↓
















写真ではわからないかも知れませんが、
明らかに菌糸の回りというか、色?が
違うんですよ。

PPの方が白くなってて菌糸が回ってます。




ちなみに今回は神長さんのふっくら感を
再現ということで手詰めですが、
それっぽくしてみました。
























どうでしょう?
意味ないかもしれませんが、
ふっくらしてるー!と一人でテンションが
上がったのは間違いありません。



今回のテストで、我が家でも神長菌糸は
問題なく使えることがわかり来年へ希望が
持てました。


また、ボトルに関してもPPの方が良さそう
なので、我が家のオオクワガタはPP中心
で進めたいと思います。

これって我が家の環境だからかもしれない
ので、試した方が良いかもしれませんね。

ちなみに1週間経った時点ではクリアの方の
上面もしっかり菌が張ってきました。





さて、最後に餌皿プロジェクト。

今週末はTwitterで知り合った、えいこー様
が、我が家の近くに来るということで、
少しだけですがお会いしました。

えいこー様、わざわざ近くまで寄って頂き
ありがとうございました^_^



短時間でしたがカフェにプロゼリーを
持参し、色々と深い会話が出来たと思っていますw


18gゼリーのプロトを頂いたのですが、
クオリティが高すぎてビビります。汗




























♀用にイメージをお伝えしていて作って
頂いた ↓ の写真。
切れ込みまで綺麗に入っていて、完璧な
仕上がりです。




















↓これが必殺の落ちない設計。

















いや、本当に落ちない。笑





とりあえず試しに↓
















まだプロトタイプなので様子見ですが、
今日のご挨拶の中でお伝えしたスペックを
ベースに再度作って頂けるようなので、
非常に楽しみです。



樹脂製の良いところは、水洗いで常に清潔
というメリットがあったものの市販の
樹脂製餌皿では、爪?のような所で餌を
固定することで交換しずらかったり、
また、中が空洞になっていることで軽すぎ
てひっくり返されたりと難点もありました。

そこを上手く改善し清潔に保ち、マットも
汚れない。結果として臭いも気にならない
そんな餌皿を目指したいですね。



世の中には、素晴らしい技術を持った方
いらっしゃるものですね、ほんとに。

その能力をクワガタに使うのもおかしな
話ですがw



こうして色々な方々と出会って、皆さんと
快適なブリード環境についてもっと議論を
していきたいなと改めて思いました。










神長さんから菌糸が届きました。



















この土日はクリスマスの準備、子供が
至る所に侵入するのでゲージの設置等
家族関連のイベントをしつつ、

ブリードにおいてはボトル替え、菌糸詰め、
産卵セット、部屋の掃除、とバタバタで
月曜日から筋肉痛です。



まずはまめたん氏の久留米の2本目交換。


























【マツノインセクトライン】
・♂ 30g
・♀ 13g

【Shima様 x 虫蔵様 ライン】
・★
・30g → 交換後、潜れずに★に…
・29g → 糞さえ出なければ30g!笑

【クマモン様 ライン】
・♂ → 24g
・♂ → 30g
・♀ → 15g


8頭中、2頭も★に…めちゃショック…
特に交換前まで生きていた30gがなぜ★に
なったのか、潜れなかったのかが謎です。


重さについてはクマモンさんラインの1頭
だけ24gでしたが、後は全部同じような
重さ(30g前後)で、なんだろなぁという
感じです。


やっぱり初心者だと上手くないですねぇ。
どうやったら皆さんは30g後半なんて重さを
出せるのでしょうか…


S4だから添加が少ない?ということも
考えられるのかなぁ。

交換タイミング、温度、反省点を考えて
みます。


そういえば!
ゆのあん様のホリホリ君を使ってみました。


































素晴らしかった。泣

初心者の僕は今まではスコップで頑張って
いましたがサスケ君・ホリホリ君によって
格段にスピードが上がりました。

いや、本当に。感動。

後はプレス機だ…



今回深さを3〜4センチまで掘って投入した
のですが、それでも菌糸が溢れます。



























数時間おきにに蓋を開け、表面ラインより
盛り上がった菌糸分を取り除いて、表面を
平らにするようにしました。


本来なら乾燥とかもあるのでダメですよね。

ボトル底ギリギリまで掘っても大丈夫な気
がしてきました。

次回試してみます。




で、交換だけでなく詰め詰め作業も。


















前回の神長さん菌糸が発菌しなかったので
来期に向けて1ブロックだけ再チャレンジ。
これでダメなら来期の菌糸プランが崩れる
ので大事なテストです。


タイベスト紙がないという事件も
おきましたがカレントワ様に助けて頂き
何とか詰め詰め完了。

(水曜発送されたものが届かず土曜に発送
されたものが先に届くってどういうことw)

















頼むから、しっかり上部まで発菌します
ように…



と、ここまでで結構書いてしまった。



ブリードルーム vol.2は後日にします。笑


だいぶ良い飼育部屋になってきましたよw






頭の中は菌糸のことばかり…笑














 




その前に、この連休で起きた出来事から。



























連休は帰省していたのですが、まさかの
真夏日。
暖房設定のまま家を空け、帰ってきたら
室内27度オーバー。

浜松産、↑のように暴れまわっております。
今のところ2頭ですが、28gのエースも暴れ
ており、テンションガタ落ち。

温度管理は本当に難しいです。


エアコン2台つける環境はないので、1台
ヒーターを買い通年で冷房(エアコン)
・暖房(ヒーター)を付けようかと本気で
悩むレベルです。

他の個体達も大丈夫か、心配すぎて仕事が
手につきそうもありません。

…浜松産だけ何かダメだったのか。。。


次にマット↓







































































地元、浜松市では天竜杉というブランド杉
があるのですが、知り合いにお願いし
天竜杉100%のオガをもらいました。

コレは素晴らしいです。
袋を開けた時の杉の匂いはもちろん、
目の細かさ・厚みも完璧です。

いつもの安いハムスター用マットと比べる
とフカフカ感が3倍くらいありますね。

水分を含ませたミズゴケに近い感じ。


様子を見ながら、個体に問題がなければ
全数にこのマットを使いたいと思います。




さて、本題の菌糸環境についてです。
ここまでの菌糸関連のネタの中で色々と
教えて頂いたことや、やりたいことを整理
したいと思います。

ポイントだけですが、これらは忘れないで
来年やりたいと思います。


・消毒剤





















↑は我が家でも使っている消毒剤。
コレでボトルに詰める前に、器具・容器を
拭いていました。

しかしネットで調べた所、無水エタノール
だと殺菌効果が実は見込めないようです。

実はエタノール度数は80%くらいの方が
良いみたいなので、来期は無水エタノール
ではなく、消毒エタノールを探したいと
思います。


・カビ 除菌剤

我が家の菌糸ボトルにもいくつかあります。
食痕周りからカビがでますよね…。

コレは菌糸の呼吸時にでる分解水(黄色)
にある成分、トリコデルマでしたっけ?
コレがカビをよく繁殖させるんだと。

しかし、雑菌(カビ)は空気中に無数に
存在していますので、いくら菌糸詰めの
道具を消毒したところで限界があります。

じゃあ空気中の雑菌から無くせば良い
じゃないか!ってことで、現在薬局巡りを
しています。

空気中の雑菌を無くす商品って色々ある
もんですね。汗

どれが効果あるのか、もう少し調べて行き
たいと思います。


・菌糸ボトルのフィルター


コレが一番難しい。

中々、コレ!というのが見つかりません。

イメージ的には酸素は透過して、水分は
通さないようにすることで菌糸内の水分を
維持したい。

ポリエチレン素材であれば、そういった
性質を持っているようですが幼虫が使う
酸素量をカバーできるだけの酸素透過は
持っていないことと、水分を通さないと
いっても蓋の裏側に結露されたら菌糸の
皮膜が上手く作られないですし、、、


そうなると、酸素透過、防湿、尚且つ、菌糸内の水分を維持可能な素材って無い
んですよねぇ。

湿度はボトル外部の環境でカバーし、
タイベック紙で透過・透湿、が確かに
一番良いのかもしれません。


他にも色々ありますが、疲れてきたので
今日はこの辺で。笑


こんな夢物語も、まずは妻とのボーナス
交渉でお小遣いを勝ち取らなければ…


中学の頃に習った気がしないでもない。




















まずは今月の室内環境のレビューです。
(あと3ヶ月で新年とかビビります。)



















1番右が9月です。アベレージで

最低23.8℃
最高25.4℃
湿度72.5℃

冬に近づくにつれて気温が下がるのは
当たり前の話ですが…
この時期、意外と難しいです。


一日の中で気温のブレが大きい。汗


エアコン温度欄をれば分かる通り、
エアコンをつけない日、赤字は除湿モード
の日、青は暖房の日と細かく設定をして
いかないとこの数字以上の気温差が発生
してしまいます。

ちなみに10月から夜は暖房19度設定で、
24-25度あたりをキープ。

仕事行く前にエアコンを消し、夕方から
朝までエアコン、という作業が発生しそう
です。


今年は後発の久留米優先なので、今の24度
から25度の温度を1月まで引っ張ります。



そして、本題です。

本当は別のこと書こうとしてたんですよ。

でも室内環境のレビューを書きながら
湿度についてもコメントしようと思った時、

そもそも「湿度」とはナンダ?

と混乱してきました。笑


なので湿度の混乱具合に関して記載します。

詳しい方、迷える僕を救って下さいw





「湿度目標 50% 」とよく言っていましたが、
そもそもこの50%は何なのかを する
必要があるのではないでしょうか?


というのも、湿度ってそれぞれの温度に
おける飽和水蒸気量に対して何%の水分を
含んでいるかってことですよね?


また飽和水蒸気量とは1㎥の空間の中に入る
水蒸気量(水分)のMAX値。

そして、その飽和水蒸気量は温度によって
変わります。
(昔、何かやった記憶がありますよね)

























  

↑ 温度毎の飽和水蒸気量です。
(ネットより抜粋)

我が家の場合、室温は25℃、湿度は70%
くらいです。

つまりこの表でいうと25℃の飽和水蒸気量
は23.0だから、23.0の70%=16.1g /㎥が
僕のブリードルーム内に水蒸気として
存在しています。


ここまでの考え方、合ってます?汗


もしこの理解が合っているとしたらですよ、
湿度50%とは何℃の時に湿度50%にすべき
なのか、ということを明確にしないと
ダメなのではないでしょうか?


いつもいつも神長さんの菌糸を例にあげ
ちゃいますが、神長さんの菌糸の適正温度
は確か24℃くらいだった気が。


この表で1番近いのは25℃なので、
23.0の50%、つまり11.5g /㎥の水分が
適正だとしましょう。


25℃の時、水蒸気量が11.5gで菌糸がよく
育つ…


ここから発展させていきます。

「%」ではなく、「g/㎥」視点でみたら
冬はどうなるのでしょう?

冬の室内温度を15℃と仮置きすると、
15℃の飽和水蒸気量は12.8g /㎥

「%」視点で50%を目標にしたら、
12.8gの50%なので6.4g /㎥。

25℃時点の11.5gと同じ「50%」ですが、
空気中の水分は半分近く異なります。


逆に「g/㎥」視点で適正水分量は11.5g が
必要だとすると、15℃の飽和水蒸気量
12.8gの中に11.5gの水分を含む必要が
あります。


11.5 ÷ 12.8 x 100 = 89%〜90%


15℃まで下げないにせよ、湿度計では
85%から90%あたりを示すように管理が
必要、ということですかね?



僕の混乱度合をわかってくれたで
しょうか?笑


もし、この考え方が間違っていないという
ことであれば、湿度計の%だけ見ても
ダメだということが言えるかもしれません。


ますます菌糸管理って難しいと感じました。



よく「産卵セットあばいてみた」という
サムネを目にしますが、今回は無駄に
新品ボトルを暴いてみました。




















その前に余談です。
(いつも余談ある気がしてきました。w)

















前回もシール作りをしましたが、
今回は車の外側にも貼れるらしい
強粘着&耐水&光沢のシールで無駄に作成
してみました。
(1番右は貼る高さが…気にしすぎ?)

使うボトルに全部貼り付けることが最終
目標ですが、コスト・耐久性・酸素透過
への影響も考えてまずは数本だけテスト
してみます。

全部に貼って棚に置いたら、めちゃ気持ち
良さそうです。

前掛けといい、最高の無駄ですね。



さて、本題です。
菌糸、詰め方、色々と皆さんにアドバイス
頂くと、見るポイントも増えてきます。


























神長さんの既成ボトルですが、本当に
凄いと思います。

居食い?というのでしょうか。
↑の写真のように多くの幼虫がポケットを
作って動いていない気がします。

2本目ボトルも神長さんの菌糸ボトルは
ボトルからコンニチワしている個体ゼロ
ですし。
むしろ食痕出てないボトルもあって、逆に
心配ですが…



菌糸の中身に秘密があるのか、それとも
詰め方に秘密があるのか。

個人で考えれるのは後者だけなので、
詰め方を自詰めでも再現できないか
考えていきたいと思います。

(我が家は手詰です…涙)


※あくまで僕の勝手(主観的&定性的)な
妄想です。




























まずは表面。
コレは新品の800ボトル(S5)です。

僕だけですかね?

どうも表面がふっくら盛り上がってる
気がするんですよ。パンケーキのような。

ハンドプレスでただ押すだけだとこんな
風にモッコリはしないですよね。



























次は中身です。酸欠で使えなくなった未使用S3をホジホジしてみました。
これもある意味有効活用です。


目をつぶりながら、掘り進めていきます。
何となくですが、中央部の方が掘り易く
サイド、そして底になるほど硬い感覚が
あります。

もちろん、これはあくまで感覚論です。
プレス機で詰められてる?と思うので、
そんな調整はできないと思いますし、
菌糸で白くなっている部分にいけばいく
ほど硬くなるのだとは思います。


後は詰め具合です。↓


















































案外フタが重くて驚きました。
800ボトル、フタなしで620gくらい。


ちなみに1400ボトル↓















































フタなしで925gくらいです。

どちらもハンドプレスでも可能な詰め具合。


念のため、神長さんにも相談しました。
手詰めであれば蓋なしで、

800ボトル  ・600g- 620g
1400ボトル・900g- 930g

ちなみにプレス機では

800ボトル  ・650g
1400ボトル・960g

くらいまでマックス詰めれると。


何か、神長さんも手詰めでギリギリまで
詰めてるんじゃないか?と思うラインの
重さですね。


やわ詰の方が幼虫の重さが乗るという情報
もあり、最終的にどれくらいの重さで詰め
ていくかは検討が必要です。

しかし、詰め方のイメージでは試したい
ことができてきました。


まずは底面はガチガチ。

次にある一定の力でハンドプレスで押し
つつも、ボトル側面だけ指でガチガチ。

こうすれば、最後ボトルの上部表面も
もっこり感がでてくるのでは。

まぁあくまで1つの楽しみ方です。


でもここから突き詰めていくとなると、
本当に水分計・酸素計など、定量評価を
するための機材がほしくなってきて
しまいました。

誰か持っていたり、データを取っている方
いましたら教えてください。



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